今回はサビキ釣りのコツをご紹介します。簡単に釣れると思い込んでいたサビキ釣り。実際にやってみると案外釣れない事もあります。そんな時の対処法や、見直すべきポイントをいくつかご紹介します。これで周りの釣り人に差を付けましょう!!

みなさんこんにちは、てとらです。
本記事では
「サビキ釣りで釣果を上げるにはどうしたら良い?」
「サビキ釣り、意外と釣れないんだけどなどうして?」
といった釣り初心者の疑問・お悩みにお答えします!
サビキ釣りで釣れない時は?
サビキ釣りで釣れない時は、これらの理由が考えられます。
原因と対処法をそれぞれ見ていきましょう!
その1、サビキ針の大きさを変える
サビキの針は、号数といって針のサイズが数種類あるのはご存じでしょうか。
基本的に夏頃のアジゴ(~10cm)ほどのアジであれば
サビキ針のサイズは2号~4号を使用します。

初心者の方への注意点として
大きい針は秋~冬にかけて成長したアジ(15cm~25cm)を狙う際に使用します。
アジも自分の体の大きさに合ったエサを食べているという事ですね!
このように、狙う魚の大きさと仕掛けの針の大きさが合っていないと、アジなどの小魚は簡単には釣れません。
仕掛けを見直して、針が大きいようであればすぐに小さめの針の仕掛けのものに交換しましょう!!
その2、海中でエサをしっかり撒く
サビキ釣りは、サビキカゴを海中に落としたら
一度大きくあおってエサを振りまいてからアタリを待つのが基本です。
よく漁港でサビキカゴを落とすだけの方をされている方を見かけますが
サビキ釣りはエサを海中で振りまき、煙幕のようにして針をぼやけさせてアジを喰わす!
という釣りになるので、エサを海中で拡散させることが重要になります。
そしてもう一つコツとなるポイントが。
これは海釣り公園の従業員の方に指導していただいたのですが
私がなかなか釣れない時間が続いている中、私の道具を使って従業員の方が私の2倍ほどの力で
ロッドをあおってサビキ釣りをすると、なんと数匹連続で釣れてしまいました。
私のロッドのあおり方だと、エサの拡散が足りていなかったようです。

強すぎると竿が折れる原因となるので
ほどよく強めに!!
ロッドのあおり方で釣果がコロっと変わる事もあるので、是非試してみて下さい。
その3、アミカゴを変えてみる(選び方のコツ)

サビキ釣りのカゴには大きく分けて2種類あります。
一般的なブルーのアミカゴと、クリップ式(手が汚れない)のものです。
それぞれを状況によって使い分ける事で釣果アップに繋がります。
使い分けについての詳しい記事はこちらです↓↓
その4、時間帯を変えてみる
釣り初心者の方はあまり”時間帯”について深く考えないと思いますが
実はこれがかなり重要な要素なんです。
サビキ釣りに限らず、魚釣り全般において”釣れる時間帯”があるのはご存じでしょうか。
①朝まずめ、夕まずめ
②満潮、干潮の前後2時間
となります。
朝まずめ、夕まずめ
朝まずめは陽が上がり始めて光量が増えるタイミング。
夕まずめは陽が落ち始めて光量が減っていくタイミング です。
この光量が変化している時間帯に、いっせいに魚達はお食事タイムに入ります。
満潮、干潮前後
そして満潮、干潮前後の2時間とは下図のような時間帯です。

つまり、干潮から潮が動き出すタイミング、
潮が動いている時から止まりだすタイミングなど
大きな潮の変化があるときです。(もちろん中間の潮が動いている時も釣れますが)
満潮時、干潮時は潮が動いておらず
魚のエサとなるプランクトンが潮にのって流れず、魚の活性が著しく落ちます。
もし、今釣りをしている時間が満潮や干潮時であれば
少し時間帯を変えて釣りをしてみると良い釣果に恵まれるかもしれませんよ♪
違う釣りをしてみる事も大事◎
サビキ釣りでどうしても釣れない時は、他の釣りをやってみることも大事です。
たとえば砂浜があればちょい投げのキス釣り、テトラポットや岩礁帯があれば穴釣りなど
手軽にできる釣りに切り替えるのもアリだと思います。

ですので、釣行に行く際はサビキの仕掛けだけでなく
チョイ投げ用の仕掛けやブラクリ仕掛けを一緒に持って行くと
いろんな魚種に対応できて釣りの幅が広がると思います^^
以上、サビキ釣りで釣れない時のコツをご紹介しました。
状況に合わせて仕掛けをかえたり、時間帯を変えたりすることで釣果に繋がります。
とにかく釣りは経験を積むことが大事です。
是非、色々と試しながら自分なりの”コツ”を見つけてみてください!!