自分で巻き替えたPEラインが、中の方で滑っている!
もしかするとそんな経験がある人もいるのではないでしょうか?
まず、PEラインの巻替えには【下糸】の使用が推奨されています。
この下糸を使用しなければ、上級者でもPEラインの巻替えは難しいかもしれません。
本記事では
「はじめてリールにPEラインを巻くけど注意することはあるかな?」
「PEラインが滑る」
といった釣り初心者の疑問・お悩みを解決いたします。
写真を交えながら分かりやすく解説いたしますので、是非最後までご覧ください。
PEラインは下巻きなしでも問題ない?
PEラインを直接スプールに巻く人もいるでしょう。
近年ではショートスプールと言って、PEラインを下糸を巻かずに入れるための溝が浅いスプールまで販売されています。
でも、結論から言うと下巻きなしは基本的にやめてください。
その理由を次の項目から分かりやすく解説します。
PEラインはスプール内で滑る!
まず、自分の所有するリールのスペックをメーカーホームページや、購入時の箱で確認してみてください。
すると、ライン巻取量PE1.0-190とかそんな表記があると思います。
これは表記の通りで、1号のPEラインを190メートル巻くとスプールにぴったりおさまるという事を言っています。
そういった表記があるから、直接PEラインをスプールに巻きたくなると思います。
ですがPEラインは非常に細く、しなやかなラインです。
きつくノットをしめたつもりでも、直接巻いてしまっては滑ってしまうこともあります。
滑る場合の対処法
ナイロンラインを下糸に使う
PEラインが滑るような場合、素直にナイロン糸を2m~3m巻いたのちにPEラインと接続するようにしましょう。
ナイロンラインはPEラインよりもスプールに対して、しっかり食い込んでくれますから非常にポピュラーな方法です。
また、ダイソーなどの100円均一でも購入できますからPEラインが滑るストレスを感じるぐらいなら購入してしまいましょう。
二重ラインにして摩擦力を上げる
※分かりやすいように毛糸で説明しています。
ナイロンラインが手元にない場合や、どうしてもこだわりがあってPEラインを直接巻きたいという人は二重~三重ラインにしましょう。
ユニノットでのスプール締結が一般的ですが、そのユニノットを締めこむ前に手で輪っかを一回増やします。
それだけでもかなり食い込みは増します。
ハングズマンノットを使う
ハングズマンノットは、スナップやサルカン・リングなどとの結束に人気でリールへの結び方であまり使っている人はいません。
これをリールに応用できないかと思い筆者が推奨している方法です。
また、結び方もユニノットに少し毛が生えた程度で簡単です。
基本的には本線が締まれば締まるほどきつくなる特性がありますので、時間が経ってもゆるみが少なく済みます。
筆者はナイロンラインを下糸にして、なおかつ下糸もハングズマンノットでスプールに結び付けています。
下巻きをするなら不要になったラインを使う
下巻きはスプールエッジとの段差調整や滑り止めといった目的が主ですから、高価なものを使う必要はありません。
使い古したナイロンラインやPEライン等を使っても全く問題ありません。
ただし不要なPEラインを使用する場合は、2号~3号ぐらいの比較的太めの物を選びましょう。
摩擦力も増すし、何よりたくさん巻く必要がなくなるからです。
まとめ
それでは「PEラインは下巻きなしでも問題ない?」についてまとめます。
- 下巻きなしは基本的にNG
- ナイロンラインが下巻きにおすすめ
- どうしても下巻きをしない場合、二重にくくったり工夫が必要
PEラインの糸巻きは、下糸が重要です。
大型の魚から糸をぎりぎりまで出されたら、滑ってるようでは不安で仕方ありません。
この記事を参考に、自分のリールのラインをチェックしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。