SCノットは近年、大注目のノットです。
強度が非常に高く、結束方法も簡単という事で使用者が増えています。
実際、筆者もその便利さと強さから多用しています。
本記事では
「SCノットってどれくらい強いの?」
「他のノットと比べてどれくらい強いか分からない!」
といった釣り初心者の疑問」・お悩みを解決いたします。
分かりやすく数値化して解説いたしますので、是非最後までご覧ください!
SCノットで出せる強度はどれぐらい?
まず、結論から申しますとSCノットは95%程度の強度が出ます。
95%の強度という事は限りなく100%に近い強度で、カタログ上のライン強度と同等の魚まで釣ることが出来るということです。
他に人気のノットを使うライバル視した人が「そんなはずはない」と言ったりもしていますが、これは強度試験で実測されたまぎれもない事実です。
そんなSCノットを他のノットと徹底的に比較していきます。
SCノットとFGノットの比較
一番のライバルと言っても過言ではないFGノット。
そもそもSCノットが世に広まる前も、広まった後の現在も一番使用者が多いノットです。
FGノットはSCノットよりも歴史が古くやり慣れている人が多いので、結束に慣れたノットの方が高強度でしょう。
しかしながら、SCノットの方が強度は高いです。
SCノット:95%
FGノット:80%
この結果を見て私もショックを受けた一人です。
しかし、SCノットに切り替えてから実際に高切れをすることが少なくなったような気がして今ではFGノットからSCノットに切り替えました。
SCノットと電車結びの比較
簡単に結束ができ、人気の高い電車結びと比較します。
SCノット:95%
電車結び:50%
そもそも、ライトゲームやファミリーフィッシングに多用される電車結びなのでSCノットとの比較は少しかわいそうな気がします。
しかしながら、これを見るとなおさら中型の魚のターゲットには電車結びでは難しいことが分かると思います。
筆者の父も老後の趣味にと釣りの勉強をしていますが、電車結びばかりしています。
大きな魚を釣ってもらえるようにSCノットを教えている最中です。
SCノットとSFノットの比較
元祖摩擦系ノットと言われているSFノット。
そもそもFGノットもSFノットから派生したノットともいわれています。
強度を比較してみましょう。
SCノット:95%
SFノット:90%
ただし、これにはやはり結束時の条件差もありますし同レベルに近いでしょう。
数値化してみると、またSFノットもまた注目されてもいいのではないかと思うぐらいです。
筆者の考えですが、SFノットが強いとは言われていますが進化したFGノットも生まれていますし何か弱点はあるのかもしれませんね。
SCノットとキングノットの比較
村田基さんが考案されたノットのキングノット。
素早く結束出来て強いという事で、船上のジギング当でも特に人気です。
数値化してみていきましょう。
SCノット:95%
キングノット:80%
キングノットも結束が簡単な割には強度が高いことで有名なノットです。
キングノットもなかなかの強さで、その強さはFGノットと同等であることが分かります。
しかしながら強度的にはSCノットに軍配が上がりました。
自分のお気に入りのノットを強く組もう
SCノットが非常に強いノットであることは分かりましたが、他のノットも弱いわけでは有りません。
結束のスピードや、結束部の大きさなどそれぞれのノットにいいところも悪いところもあります。
また、あくまで今回の数値は平均値的なもので組む人によっても変わります。
自分がやりやすく、ターゲットに合ったノットを組むことが最良なのではないでしょうか?
SCノットの強度まとめ
それでは「SCノットの強度はどれぐらい?他のノットと徹底比較!」についてまとめます。
- SCノットの強度は95%
- FGノットの強度は80%
- 電車結びの強度は50%
- SFノットの強度は90%
- キングノットの強度は80%
- SCノットは強いが他のノットが悪いわけではない
SCノットは他のノットと比較して分かる通り、非常に強力なノットです。
SCノットの強さに懐疑的だった人も、これを見ればSCノットに興味が出るのではないでしょうか?
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。