堀田式FGノットの結び方を9ステップで解説!【画像付き】

結束の手順が複雑なFGノットですが、それを少しでも結束しやすくすることで定評のある堀田式FGノット。

とは言え初心者では難しいノットであることは変わりません。

本記事では

「堀田式FGノットにチャレンジしているけど、まだ出来たことがない」

「堀田式FGノットって本当に簡単なの?」

といった釣り初心者の疑問・お悩みを解決いたします。

画像付きで分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

堀田式FGノットの結び方を簡単9ステップで解説!

堀田式FGノットは、最初は難しいですが何度も練習すれば確実に習得できます。

ステップごとに画像を挿入し、できるだけ分かりやすく解説していきます。

(※赤色:PE 水色:リーダー)

まずはリールから出たPEラインを口でくわえピンと張る

ここは非常に大事なポイントです。

ロッドのガイドをすべて通し、ドラグを調整しながら口でくわえましょう。

ロッドテンションも利用し、ピンと張った状態にするのがコツです。

リーダーをくわえたPEラインに乗せる

先ほど、口でくわえてピンと張ったPEラインの上にリーダーを乗せましょう。

この時ある程度長さがあると後の結束がしやすくなります。

長すぎるのも良くないので、口でくわえたラインの先端から20センチぐらい離した位置にリーダーを乗せましょう。

乗せたリーダーもPEラインから15から20センチ出しましょう。

筆者は右利きなのですが、写真のように右側からリーダーを伸ばしてくると結束がしやすいです。

利き手や、どちらがやりやすいかは人それぞれですが参考にしてみてください。

交点を指で押さえ、リーダー先をPEラインにクロスさせていく

交点を軸に奥側の下から上にリーダーをくぐらせます。

さらに上に出たリーダーを手前側の下から上にくぐらせます。

これが結束の1カウントです。

テンションがしっかりかかっているときれいに交差した結束部になります。

結束を10セット繰り返す

3番の手順を10セット繰り返しましょう。

奥をくぐらせ1、手前をくぐらせ2とカウントすれば20回です。

手前で終わることを覚えておくと忘れにくくなります。

このときの注意点は、口は疲れますがしっかりPEラインにはテンションをかけておきましょう。

また多少緩んでしまった場合は指で結束部の間隔を詰め、隣同士が密になることを心がけましょう。

リーダーとPE本線2本にハーフヒッチをかける

ここまできたら、リーダーとPE本線に結束してきたPEラインの端線でハーフヒッチをかけましょう。

人により作業は異なりますが、筆者はハーフヒッチを3回行います。

この作業がFGノット部の仮止めになります。

PE端線、とリーダーPE本線を締めこみ作業

いよいよ締めこみ作業です。

この際、もう一度PE端線を口でくわえてリーダーと本線も含め三方向に唾などで水分を付けて締め込みます。

上手く締めこめると、ノット部の色が濃くなり飴色のようになります。

水分を付けないと摩擦でノット部が弱ってしまいます。

またこの時、締めこみ作業には滑らない薄手の手袋をつけるようにしましょう。

そうすることで手をケガすることなく力をかけられます。

リーダーの余りをカットし焼きこぶを作る

締めこみ作業が終わった後にリーダーとPEラインにハーフヒッチは1回輪に糸をくぐす手順を2回くぐらせ、エンドノットで終了とする人もいます。

しかし念のため、PEの端線を利用してその後に強度を持たせましょう。

まずここでは、リーダーの余りを2,3ミリ残しカットします。

その後ライターなどを使い焼きこぶを作りましょう。

焼きこぶを作ることでノットの抜けが格段に減ります。

くれぐれもノット部は焼かないようにしましょう。

PE本線にPE端線を6から8回ハーフヒッチする

補強のために、行っておきたい手順です。

もちろんあくまでノットの補強目的ですが、筆者は行っています。

こだわる人はハーフヒッチの向きを交互に行っても良いでしょう。

エンドノットをして完成!

ハーフヒッチは1度輪に通す結びですが、2回くぐらすエンドノットで抜けがなくなります。

エンドノットを行い、余ったPEラインをカットしましょう。

これで堀田式FGノットの完成です!

PEラインの端線もまたライターであぶっても良いでしょう。

ここでも、もうせっかくノットは出来ているのですから余ったPEラインだけをライターで焼きましょう。

堀田式FGノットの結び方 まとめ

それでは、「堀田式FGノットの結び方を9ステップで解説!」についてまとめます。

  • 口でくわえたPEラインはピンと張る!
  • 締めこみ時は唾などで水分を付けよう
  • ノットがしっかり結束されると色が濃い飴色になる
  • カットしたリーダーに焼きこぶを付けよう

重要な工程が多い堀田式FGノットですが、しっかり力をかけて結束しノットが飴色になるのを確認しましょう。

最初は難しくて覚えるまで苦労しますが、本記事を参考に練習をしていただけると幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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