ブルーギル型ワームの代名詞といえば、やはりdepsの「ブルフラット」。
そのリアルなシルエットと生命感あふれるアクションは、多くのビッグバスハンターを魅了してきました。とはいえ、カラーバリエーションが多く「どれを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、全国のアングラーから信頼を集める“神カラー”や、実績抜群の人気カラーを状況別にわかりやすく紹介します。
ブルフラットとは?その魅力と特徴

ブルーギルを完璧に再現したリアルフォルム
depsのブルフラットは、ブルーギルを完全に再現したギル型ワームとして登場以来、瞬く間に全国のフィールドで定番化したルアーです。
その平たいボディ形状と微妙にねじれたフィン構造が、水中でリアルな“ギルのスイム姿勢”を再現。スレたビッグバスでも思わず口を使ってしまうほどのリアリティを誇ります。
フォールアクションが生み出す「喰わせ力」
ブルフラット最大の武器は、フォール中のナチュラルな水平姿勢とスライドフォールアクション。
水中でヒラヒラと落ちていく動きが、弱ったベイトや産卵後の小魚を演出し、リグを問わず高い食わせ能力を発揮します。
特に「リーダーレスダウンショット」や「ノーシンカー」でのスライドフォールは、まさに唯一無二。狙って掛ける釣りが楽しめます。
ビッグバス対応のボリューム&波動
ブルフラットはサイズ展開が豊富(2.8〜5.8インチ)で、ボリュームのあるボディが強波動を生むのも特徴。
ディープでもしっかり水を動かすため、遠くのバスに気づかせやすく、ビッグバス狙いのメインルアーとして高い実績があります。
特に4.8インチ以上は「デカバス専用カラー」も多く、狙って獲る釣りに最適。
マルチリグ対応の万能性
ブルフラットは、ノーシンカー・テキサス・フリーリグ・ジグトレーラー・リーダーレスダウンショットなど、ほぼ全リグに対応できる万能設計。
「巻いて良し」「落として良し」「撃って良し」と三拍子そろっており、初心者からトーナメンターまで幅広く支持されています。
ブルフラットの神カラー5選【実績・状況別レビュー】

季節 | おすすめカラー | 特徴 |
---|---|---|
春 | グリパン、スカッパノン | プリスポーン狙いに強く、浅場でも目立ちすぎない自然さ |
夏 | ブルーギル、ブラックブルーフレーク | ギルパターン最盛期に最強。カバー撃ちにも◎ |
秋 | グリパン、モエビ | ベイトフィッシュを意識する秋の定番。ナチュラル系が効く |
冬 | ブラックブルーフレーク | 低水温期に強いシルエット重視カラー |
グリーンパンプキン(Green Pumpkin)
どんなフィールドでも通用する、ブルフラットの絶対的定番カラー。
クリア〜ステインウォーターまで万能で、春から冬までオールシーズン対応。
特にプレッシャーが高いフィールドでは、ナチュラルさと存在感のバランスが絶妙。
スレた魚でも自然に口を使わせる、まさに「信頼の一本」です。
おすすめ状況: クリア〜ステイン/オールシーズン
リグ: リーダーレスダウンショット、ノーシンカー
スカッパノンブルーフレーク(Scuppernong Blue Flake)
赤茶系にブルーフレークが入ったカラーで、濁り水・ローライト時の切り札。
少し濁ったフィールドや曇天、雨の日に強く、光を受けてチラつくブルーフレークがリアルな生命感を演出します。
春のプリスポーンバスにも非常に強く、特にカバー撃ちで高反応を得やすいカラーです。
おすすめ状況: ステイン〜マッディ/春〜初夏
リグ: テキサス、フリーリグ
ブラックブルーフレーク(Black Blue Flake)
強いシルエットと光の反射で、マッディウォーター最強カラーの名を持つ一色。
濁りの中でもはっきりと輪郭を見せられるため、バスがルアーを見つけやすい。
ナイトゲームや雨後の増水、濁りが入ったフィールドでは欠かせません。
ボリューム感のあるブルフラットとの相性も抜群で、デカバス率が高いカラーです。
おすすめ状況: マッディ/ナイト・雨後
リグ: テキサス、リーダーレスダウンショット
モエビカラー(Shrimp / エビ系カラー)
クリアウォーターやプレッシャーが高いフィールドで効果的な食わせ系ナチュラルカラー。
小エビや甲殻類を捕食しているバスに違和感なくアプローチできます。
光の入り方で微妙に透ける質感が非常にリアルで、晴天時のシャロー攻略に◎。
おすすめ状況: クリアウォーター/秋〜冬
リグ: ダウンショット、ノーシンカー
ブルーギルカラー(Bluegill)
その名の通り、ブルーギルをベイトとしているフィールドでは最強の一色。
リアルなブルーとグリーンのツートーンが、カバー周りやリザーバーでのビッグバスを強烈に誘います。
夏のギルパターンではこのカラー一択といっても過言ではありません。
「ギル=ブルフラット」というイメージを作り上げた、まさに伝説的な定番カラー。
おすすめ状況: 夏/ギルパターン・カバー周り
リグ: ノーシンカー、リーダーレスダウンショット
迷ったらブルーマロン!?

ブルーマロンは、depsブルフラットの中でも非常に評価が高いナチュラル系万能カラー。
グリパンをベースに、青みがかったマロン(栗色)のトーンと細かなフレークが絶妙なバランスで配色されており、
クリア〜ステインウォーターまで幅広く対応できるのが最大の強みです。
クリアウォーターで「自然に目立つ」絶妙カラー
ブルーマロンは、光の入り方によって微妙に色調が変化します。
晴天時のクリアウォーターではナチュラルに馴染み、曇天やステイン気味の水では程よくフラッシングしてアピール。
まさに「目立ちすぎず、埋もれない」絶妙な存在感が特徴です。
スレた魚にも強く、トーナメントでも信頼されるカラーです。
おすすめ状況: クリア〜ステイン/春・秋のシャロー攻略
リグ: ノーシンカー、リーダーレスダウンショット、フリーリグ
まとめ:まず買うべきは「グリパン」と「ブルーギル」
ブルフラットの真価を引き出すには、まずこの2色を押さえるのが鉄則。
グリパンでベースを作り、ブルーギルやスカッパノンで状況に合わせて変化をつければ、年間を通して安定した釣果が狙えます。