堀田式FGノットの「4つのコツ」を解説|強度を落とさないためには?

摩擦系ノットの代名詞、FGノット。

釣りを始めたての人も良く見る言葉なのではないでしょうか?

しかしFGノットは手順が複雑で、釣り初心者の障壁になることもしばしば。

その中でも、初心者でも比較的FGノットを結びやすくするのが堀田式FGノットです。

 

本記事では

「堀田式FGノットも難しいんじゃないの?」

「ノットを結ぶときのコツを知りたい」

といった釣り初心者の疑問やお悩みを解決いたします。

写真付きで分かりやすく解説いたしますので、是非最後までご覧ください!

目次

堀田式FGノットの「4つのコツ」を解説

堀田式FGノットは非常にポピュラーなFGノットの結束手段です。

ネットにもたくさん解説記事はありますが、コツはなかなかつかめないもの。

コツを掴むためには情報も得なくてはなりませんよね。

今回は堀田式FGノットのコツを解説いたします。

1.       まずはしっかりとPEラインを張ろう

FGノットを上手く結べない一つの原因がまずはこれが出来ていないことです。

たるんだ状態では、なかなかPEラインとリーダーが嚙み合いません。

PEラインを張るためには基本的に、リールをしっかりセットしロッドガイドにすべて通した状態で結びます。

もちろん、ロッドと自分の口元との距離感も重要な要素になってきます。

広いスペースで行いましょう。

またこの時に口でくわえたラインがリールからズルズル出るようではだめですから、必要に応じてドラグも調整しましょう。

2.  編み込みは密に!離れてもダメ

編み込みしている際もテンションをかけて編み込んだライン同士が密になるようにしましょう。

結束1セットごとに綺麗に隣のラインに寄り添わせてあげるようにしてあげると最高です。

ノットの編み込み部分は隣同士が近すぎても重なってもだめです。

これが出来ていないと、FGノットが不格好になるだけではなく強度が出ません。

もし、結束中に間隔が気になった場合は指で間隔を詰めあたり離してあげればいいです。

あまりにもひどく、手直しが効かない場合は素直にやり直しましょう。

3. 締めこみ時に3方向に力を均等にかけて色が変わるのを確認

リーダーの本線、PEの端線、PEの本線に三方向にしっかり力をかけましょう。

これが1か所や2か所にしか力がかからないと、ノットが結束しません。

三方向に均等に力がかかると、ノットの部分が飴色にテカリを帯びてきます。

結束が出来ている目安になりますので、しっかり確認しましょう。

この色の変化が無い場合は、基本的に力のかけ方が上手くいっていないか編み込みの手順に問題があることが多いです。

強度がまったくでていないだけでなく、キャスト時にルアーごとすっぽ抜けていく可能性もあります。

釣り糸を口でかむのに抵抗がある人もいるとは思いますが、PEラインの本線は確実に歯でかむようにしましょう。

結束時の支点となり、ノットの強度を非常に出しやすくなります。

4. グローブを付けて結ぼう

革手袋でも薄手のゴム手袋でも何でも良いのですが、素手で結束時に力をかけるのは辞めましょう。

筆者も釣りを始めたてのころは、PEラインがこれほど手が切れやすいと分からず何度も出血しました。

結束時はラインが手に食い込んで痛みを伴いますから、気にしていては力を込めづらくなります。

手袋をすればすでに痛みは伴わず安全に力を込めて結束出来るようになります。

コツを掴めば簡単に強度が出せる

慣れるまでは時間がかかるFGノットですが、コツさえつかんでしまえば簡単に強度が出せます。

10秒ノットとか電車結びもライトゲームには悪くは無いのですが、特にルアーフィッシングでは思いがけない大物もかかります。

80%の強度があるFGノットをマスターすると釣りの幅が広がります。

今までFGノットが難しそうだと理由でチャレンジをしてこなかった人も、コツをつかめるように練習してみてはいかがでしょうか?

まとめ

それでは堀田式FGノットの「4つのコツ」についてまとめます。

  • PEラインをしっかりと張る
  • 編み込みは密に、離れすぎないようにする
  • 3方向に力をかけ、色が変わるのを確認!
  • グローブを付けて力をかけて結束しよう

堀田式FGノットはFGノット結束を非常に楽にします。

しかしながら初心者には難易度が高く、最初は難しいかもしれません。

是非この記事のコツを参考にしていただけたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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