キス釣りの誘い方|こうすればもっと釣れる!!

皆さんはキス釣りをする際に誘い方を考えてみたことはあるでしょうか?

普段あまり釣りに接点のない方は「魚を誘うって何?」と思われるかもしれませんね。

 

ここでいう誘い方とは釣り針などに付けているエサの存在を魚にアピールする、という意味になります。

アピールしてエサの存在を魚に気付いてもらい、釣り針にかかってもらうという意図ですね。

 

今回はそんな誘い方を、キスという魚に焦点を当てて解説していきます。

 

普段中々釣れずに困っている方、これからキス釣りを始めてみようと思っている初心者の方、ぜひ参考にされてください!

                                                      

目次

キス釣りの誘い方の基本

皆さんはキスが海のどの辺りを回遊していると思われるでしょうか?

水面近くなのか、それとも海底、あるいはその中間という考え方もあるかもしれません。

引用元:フォトAC

実は、基本的には海底付近を複数匹の群れを形成して回遊しています。

 

ですから、キスを釣りたいのであれば意識するべきは海底ということになります。

では、そんな海の底で優雅に泳ぎ回るキス達をどのようにして釣ればよいのでしょうか?

 

まずは、狙うポイントを決めましょう。

そしてその定めたポイントよりも少し先の場所に仕掛けが落ちるようにします。

これはキスがいるポイントにそのまま投げ込んでしまうと、キスが驚いて逃げてしまうからです。

 

着水したタイミングで軽くリールを巻いて、道糸(釣り竿の先端からオモリまでの部分のこと)の緩みを取り、仕掛けが海底に沈むのを待ちます。

 

海底まで仕掛けが沈むと再度道糸が緩むので、リールを巻いて道糸を張り、後はキスが掛かるのを待ちましょう。

 

何の反応もない場合、あるいは積極的にアタリを狙いたい場合、ここで誘いをかけます。

基本的な誘い方は、竿を横に寝かせてゆっくり引っ張るというものです。

おおよそ1m引くのに2~3秒ほどが目安となります。

 

引き切ったら、釣り竿を元の位置に戻し糸のたるみをとりましょう。

キスがそのポイントに存在しさえすれば、繰り返しているうちにアタリが来るはずです!!

 

関連記事:キスは夜でも釣れるの?釣り方とおススメの仕掛けを紹介!

 

誘い方のコツ

引用元:フォトAC

ここまで基本的な誘い方を解説してきましたが、実践する際に何かコツのようなものはあるのでしょうか?

 

コツ、つまり上手にキスの気を引くためには何か彼らにとっての異変をこちら側で起こしてあげる必要があります。

 

私たちが起こせる海中での異変とは何か?

それは砂埃です。

 

「……いやいや、どうやって砂埃なんて起こすんだ?海の中に足を踏み入れろとでも言うのか?」

そう思って下さったそこのあなた。

 

幸いにもあなた様には釣り竿があり、ラインがあり、そしてその先には仕掛けやオモリがあります。

それらを使って砂埃を起こすことが可能となるのです。

 

方法はいたって簡単で、オモリを海底で引きずるというものになります。

そうすることで多少ではありますが海中で砂埃を起こすことが出来るのです。

 

では、なぜ砂埃を立てることでキスの気を引くことが出来るのか?

キスは前述しましたように普段は海底付近を泳いでいます。

 

そしてキス達は探しているのです。

砂底の間より姿を見せるゴカイなどのキス達にとって恰好の獲物の存在を。

海底が混ぜ返されると、その場に存在していたゴカイ達は当然のことながら海中に巻き上げられることになります。

 

それをキス達は知っています。

エサを得る絶好のタイミングだということをキス達は理解しているのです。

 

なので、砂埃を立てる行為はそんな頭の良いキス達を逆手にとった妙手となり得ます

 

ぜひキス釣りに行かれた際は実践されてみて下さい!

食いが悪いときはこんな誘い方がおすすめ!

食いが悪い、つまりキスの活性が低い場合にはどのような誘い方が良いのでしょうか?

基本的には誘いの間隔を短くしたり竿を引っ張る速度を遅くして対応してみましょう。

 

前述した砂埃を立てるということを強く意識して行ってみるのも悪くない方法です。

それでも釣れない場合には、そもそもその付近にキスが存在していない可能性も考えられます。

 

思い切ってポイントを変えてみるというのも1つの選択となるでしょう。

動かさずに放置では釣れない?

引用元:フォトAC

皆さんは放置釣りに関してはどう思われるでしょうか?

 

釣れる印象、全く釣れない印象、そもそも実践したことがない方もいらっしゃるかもしれませんね。

個人的には、仕掛けを投げ入れた付近にキスが存在しさえすれば放置釣りでも釣れるとは思います。

 

実際、筆者自身それで釣れた経験が何度もありますので間違いないです。

 

しかし、たくさん釣れる印象はありません。

やはりこちら側から積極的に誘いをかけた方が釣れます。

そのため、多くの釣果を欲している方にはオススメしない釣り方です。

 

ただ、ゆっくりのんびり釣りを楽しみたい方には悪くない釣り方でしょう。

その時々の釣りの方向性、気分に応じて臨機応変に対応されてみるといいかもしれませんね。

まとめ

今回はキス釣りの誘い方について解説しました。

 

要点をまとめると次の通りです。

・基本的な誘い方は竿を横に寝かせてゆっくり引っ張るというもの。

・誘い方のコツはオモリを引きずって砂埃を立てること!

・食いが悪いときは、誘いの間隔を短くしたり、竿を引っ張る速度を遅くする。

・放置釣りは釣れなくもないが、多くの釣果を狙うには向かない

 

少しでもキス釣りの誘い方が参考になったなら幸いです。

たくさんの釣果が得られることを祈っております!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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てとら
節約ブロガー
●節約アングラーのてとらです。人と魚に優しい釣りを続けて15年。「釣りを教えて!」と言われ10人以上に釣りを教えてきました。
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