この記事では、PEラインとリーダーを結ぶ最も簡単な結び方について解説します。
結び方でもっとも簡単で釣り初心者にも人気なのが「電車結び」です。
電車結びが出来るようになると、間違いなく釣りの幅が広がります。
本記事では
「PEラインとリーダーを結束させたいけど、まだ結べたことが無い!」
「電車結びはどんな場面で使うの?」
といった釣り初心者のあなたの疑問・お悩みを解決します!
筆者が実際に結束させている画像をまじえながら解説いたしますので、是非最後までご覧ください!
PEラインとリーダーの簡単な結び方はこれ!
PEラインとリーダーの最も簡単な結び方は何か・・・?
答えは電車結びです。
電車結びは簡単なノットがゆえに、初心者にとどまらず上級者からも高い支持を得ています。
釣り歴が長い筆者もよく使用している結束方法のひとつです。
ここからは電車結びの結束方法や特徴について詳しく説明していきます。
電車結びの紹介
電車結びはその名の通り、電車が連結するかのような見た目が特徴です。
PEラインとリーダーにそれぞれユニノットを作ったものをつなぎ合わせるノットです。
とにかく結束が容易なのでライトゲームやファミリーフィッシング、難しいノットにライントラブルが起きた際の結び直しにとても有効です。
結束強度は50%程度なので、人気が高いFGノット(強度約70%)には強さは劣ります。
例をあげるとポピュラーな組み合わせのPEライン1号・リーダー5号20lbsの耐力は、スペック上約9㎏です。
つまりPEライン1号とリーダー5号を電車結びでスムーズに結束できた場合、
単純に4.5㎏程度のターゲットまでを釣り上げられることになります。
これだけの強さがあれば、近海のターゲットならば十分ですよね。
結び方の手順|簡単7ステップで解説
それでは電車結びの結び方の解説に入ります。
釣り糸はとても細いので、分かりやすくするため毛糸を使用します。
ここでは赤色をPEライン、水色をリーダーとします。
1.まずは20センチほどPEラインとリーダーを並列させる。
2.PEラインでリーダー上にループを作り4~5回巻き付けていく。
(※摩擦力を上げるために極細PEラインの場合は7回程度まで増やすのも可)
3.ゆっくり締めこみ結びコブを作り、結び目から数ミリ残してカット。
4.リーダーでPEライン上にループを作り4~5回巻き付けていく。
5.ゆっくり締めこみ結びコブを作り、結び目から数ミリ残してカット。
6.PEラインとリーダーを互いに引っ張り2つの結びコブを近づけていく。
この際、あと少しで連結しそうなぐらいになったらPEライン側はリーダー側よりも引っ張る強さを半分程度にするのがコツ。
PEラインは細いためリーダーの結び目の間に入り込み、結束を失敗する可能性があるためです。
7.結びコブが8割程度つながったら水分を付けて(口でくわえる等)本締めで完成!
電車結びのメリット・デメリット
結束が手軽で何かと便利な電車結びですが、メリットとデメリットがあります。
●メリット
- 結束方法が簡単
- 簡単がゆえに時合を逃しにくい
- 結び目がコンパクト
●デメリット
- 強度はそれほど強くない
- 強度が弱いゆえ、大きなターゲットには不向き
メリットは結束方法が簡単なので、現場でもサッと結べます。
「そのため、FGノットが切れたから釣りを辞めよう」
と諦めずに電車結びさえ出来れば釣りを続行できるでしょう。
電車結びが向いている釣り
電車結びの特徴をいかした釣りは主に下記3点です。
- アジング
- メバル等のライトロックフィッシュゲーム
- ファミリーフィッシング
軽量のルアーやオモリを使用した釣り、比較的小さなターゲットには十分な強度でしょう。
まとめ
それでは最後に「もっとも簡単なPEラインとリーダーの結び方|電車結び」について要点をまとめます。
- もっとも簡単なPEラインとリーダーの結び方である
- 50%程度の結束強度
- ユニノット同士の組み合わせである
- 主にライトゲームやファミリーフィッシングに向いている
電車結びは使う場面を間違えなければ素早く結ぶことができ、非常におすすめの結び方です!
是非電車結びを使用し、釣り場で出かけてください!!
最後までご覧いただきありがとうございました。