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PEラインを継ぎ足しするのはアリ?オススメしない理由を解説!

この記事では、PEラインの継ぎ足しの問題点について解説します。

PEラインが途中で切れてしまうと「もったいない」と感じるでしょう。

しかし基本的にはPEラインの継ぎ足しはNGです。

 

本記事では

切れたPEラインを継ぎ足していいの?

どうしてもPEラインを継ぎ足したいんだけど

といったあなたの疑問・お悩みを解決します!

画像をまじえながら分かりやすく解説しますので是非最後までご覧ください!

目次

PEラインを継ぎ足しするのはアリ?

PEラインは細く繊細なので、釣行中に切れてしまう事もあるでしょう。

そんな時PEラインを継ぎたしてよいか?

結論から言うと、答えは【NO】です。

理由はライントラブルが発生しやすくなるためです。

ロングキャストしたいのに、残りわずかしかPEラインが無いから継ぎ足そう。

そういった経験がある人もいるのではないでしょうか?

ただし切れたラインが運よく手元に残った場合や、どうしても釣りを続行したい場面があると思います。

そうした場合

・堤防での穴釣り

・アジング等のライトゲーム

その場限りの対応としてならば継ぎ足しすることもやむを得ないでしょう。

この継ぎ足しをライトゲーム以外の釣りで行うと、かなり高い確率でトラブルに見舞われます。

その理由を次の項目で解説いたします。

継ぎ足しするとどんな不具合がおきる?

PEラインの継ぎ足しが基本的にはNGという事は冒頭で述べましたが、その理由はライントラブルが起きるからです。

継ぎ足しによるライントラブルの代表的なものを解説します。

継ぎ足しでよく起きる不具合

よく起きる不具合としては

  1. 高切れ
  2. バックラッシュ(ライン絡み)

の2点です。

PEラインを継ぎ足すと、そもそも強度が低下します。

理由は単純で、もともと一本だったものを応急処置でくっつけているだけだからです。

リーダーとPEラインを結束させるだけでも100%の強度は得られないのですから、結束部を増やせば、さらに強度は低下します。

また継ぎ足した結束部はスプールの中に入りますから、キャスト時のライン放出時に摩擦係数が増えPEラインが絡む確率が上がります。

PEラインの継ぎ足しをしても通用する釣りはこの2つ

先程の項目で穴釣りとライトゲームのみ、やむを得ない場合に継ぎ足しも有効と述べた理由は以下の通りです。

・穴釣り:そもそもキャストせず、ポイントに仕掛けを落とす釣りだから

・ライトゲーム:フルキャストしないことが多い

穴釣りは基本的にスプールを返したり、ベイトリールの場合はクラッチを切るだけです。

他の釣りジャンルに比べると、明らかに継ぎ足しによる弊害は少ないでしょう。

アジングやメバリングも基本的にはロングキャストすることが少なく、足元の魚を釣ることが多いです。

穴釣りよりは劣りますが、継ぎ足しにも耐えやすい釣りといえるでしょう。

ただし遠いポイントを攻めたり、向かい風に負けないようにフルキャストする場面などでは継ぎ足したPEラインを使うのは絶対にやめてください。

高切れさせないための注意点4つ

継ぎ足したPEラインで高切れさせないためには工夫が必要です。

筆者のおすすめは以下の4点です。

  1. キャストはやわらかく(フルキャストしない)
  2. そもそもライトゲーム以外のターゲットには使わない
  3. 重いルアー・オモリ・ジグヘッド等を使わない
  4. 根が多いポイントでは使用しない

1番は当然と言えば当然です。強度が弱っているラインですので無理なキャストはしない方が無難でしょう。

またスプール内でのバックラッシュもしやすくなります。

2番は、高切れとは少し違うかもしれませんが大きい魚がかかると継ぎ目から切られてしまうこともあるでしょう。

3番は2番とも重複する部分もあるかもしれません。

大きなターゲットだと使うルアーやオモリも重量が出てきますから、キャスト時にかかる負荷が大きくなります。

4番も根掛かりによるラインブレイクですが、やはり弱ったラインでは確率が上がってしまいます。

現場への【ゴミ残し】の影響も考えながら

継ぎ足したラインを使用した不完全な状態での釣りは、説明した通り糸絡みや高切れの発生確率が上がります。

絡んだ糸はほとんどの釣り人が持ち帰ってくれると信じています。

しかしながら高切れを起こし海に仕掛けやルアーは回収できませんし、少なからず

フィールドを汚すことになるでしょう。

不完全な装備で釣りをしないこともマナーのひとつです。

オススメのPEライン

  1. シマノ ピットブルシリーズ

引っ張り強さや耐摩耗性、使用感の高さが最高評価の一番人気のPEライン。

4本撚り・8本撚り・12本撚りと各種揃っていて、価格も比較的安価。

筆者もこのラインを使用しています。

 

  • ダイワ UVF モアザン センサー シリーズ

様々なシーンで使用でき耐久性があることから、多くのアングラーより支持されるPEライン。

価格が高く、高級PEラインの位置づけだが買って損は無いPEラインです。

 

  • 東レ シーバスPE パワーゲーム シリーズ

コーティングが施されていない、いわゆるノンコーティングライン。

やわらかく繊細な釣りに向いています。

コーティングが無いため弱いと思われがちだが、繊維会社の東レ製ということもあって耐久性にも優れる。

まとめ

「それでは最後にPEラインを継ぎ足しするのはアリ?」

について要点をまとめます。

  • PEラインの継ぎ足しは基本的にはNG
  • 高切れやライン絡みのリスクが高くなる
  • ライトゲームに限り、使用できなくもない
  • 継ぎ足したPEで高切れのリスクを下げるためには4点の工夫が必要

継ぎ足したPEラインでの釣りはリスクが伴いおすすめできません。

きちんと整備したタックルで釣りに出かけましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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