SCノットはヒラマサ狙いにも使える?徹底解説

簡単で強く、釣り界に衝撃すら与えたSCノット。

実際まだ歴史も浅く、組んだことが無い人も多いのではないでしょうか?

SCノットがヒラマサなどの対大物に使えるのか見ていきましょう。

本記事では

「SCノットでヒラマサ釣りをしてもいいの?」

「SCノットの使いどころに悩んでいる」

といったアングラーの疑問やお悩みを解決いたします。

分かりやすく解説していきますので、是非最後までご覧ください!

目次

SCノットはヒラマサ狙いにも使える?

SCノットは非常に高い強度を持ったノットです。

非常に高いと言ってもどれぐらいの強度があるか分からないし、使用シーンで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

筆者はというと、青物狙いからそれほど大きくないフラットフィッシュまでこのノットでカバーしています。

ヒラマサにも使える理由はこれ!

先の項目で筆者が青物にも使っているとすでに述べてしまいましたが、結論から言うとSCノットはヒラマサ釣りに使えます。

誕生してから歴史の浅いノットなので、特性がまだじゅうぶんに理解されていませんが摩擦系ノットの中ではトップクラスの強度を持っていることが認知されてきました。

釣り歴が20年ある筆者でも、使用し始めてからせいぜい3年程度です。

まだまだ発展途上のノットともいえるのではないでしょうか?

SCノットの強度の目線から解説

まず、SCノットの強度自体は95%ほどまであります。

ノットの組み方や技術によって多少前後はするでしょう。

この事実だけでも、ヒラマサ等の大型魚を狙う時にも十分なノットと言えます。

例を挙げてみましょう。

3号のPEラインと18号のリーダー、どちらも強度の表記が60lbだったとします。

その場合、60lbは27.2㎏なので・・・

27.2㎏×0.95=25.84㎏と計算できます。

つまり、27.2㎏の強度があるラインを用いれば25.84㎏の魚まで釣れる。

ということになります。

沖磯などで強引なファイトをされる人は4号、5号とそれぐらいのPEラインを使うかもしれません。

95%の強度があれば、日本の近海で釣れるターゲットを相手にするにはじゅうぶんではないでしょうか?

筆者はFGノットよりもおすすめ!

筆者の意見ですが、FGノットよりもSCノットの方がおすすめです。

大きな理由は、FGノットよりも強度が高く結束が簡単だからです。

FGノットしかやってこなかった私がSCノットに切り替えるのですから、それなりの理由があります。

その理由を強度の目線から解説

先にも述べた通り、SCノットは95%の強度がありますがFGノットは80%ほどの強度しかありません。

もちろん、SCノットがまったくうまく結べず70%ほどの強度だというのであればFGノットを組むべきです。

しかしながら上手く結べれば95%の強度を得られるSCノットですから、うまく出来ないままではなく少しでも早く覚えなくてはなりません。

細いラインを使用しているときに思いがけない魚が掛かったりしたときのラインブレイクの確率もまるで違ってきます。

ヒラマサ等を狙う時に、もっと大きな魚がかかった時の強さもどちらのノットに軍配が上がるかと言えば当然強度が95%のSCノットです。

筆者もSCノットが注目されたときは懐疑的でしたが、今ではノットの強さや結束手段の手軽さも含め信頼しています。

また、FGノットよりも現場で結束もしやすいです。

FGノットもリールのハンドルノブにPEラインをかけて結ぶ方式が出てきましたが、SCノットに比べるとそれでも現場での結束は難しいです。

SCノットは結束を迅速に行え、強度も高いノットです。

SCノットを結ぶときに便利な道具

SCノットはリーダーに対しPEラインを巻き付けるような構造です。

カラビナを2重にしたPEラインに取付け、巻き付けると素早く密にノットを組めます。

この時、あまり大きくて重いカラビナは使わない方が無難です。

小さく軽いカラビナの方が巻き付けをコントロールしやすいです。

もちろん、持っていない人は手でノットを作っても問題ありません。

まとめ

それでは「SCノットはヒラマサ狙いにも使える?」についてまとめます。

  • SCノットはヒラマサ狙いにも使える
  • 95%の強度を持ったノット
  • FGノットの80%の強度よりも高い強度

SCノットは大物相手にもとても向いたノットです。

是非トライして、皆さんのノットのラインナップに入れてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

てとら
節約ブロガー
●節約アングラーのてとらです。人と魚に優しい釣りを続けて15年。「釣りを教えて!」と言われ10人以上に釣りを教えてきました。
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