今回は18月下美人MX LTシリーズのレビューです。
アジング、メバリングにおいてコスパ最高と名高いこのリール。
発売から3年経った今でも高コスパリールとして人気を集めています。
本記事では実際に使ってみた感想と、現行機種との比較等をレビューします!
みなさんこんにちは!
アジング、メバリングのタックルって悩みますよね~
本記事では
「18月下美人MXの使い心地は?」
「他のリールや20月下美人とはどう違うの?」
といった釣り人のみさなんの疑問にお答えします!
18月下美人MX LTシリーズのご紹介
こちらが18月下美人MXです。
ブラック×レッドで見た目も良く、高級感もありますよね✨
18月下美人MXには3種のラインナップがあります。
・月下美人MX LT1000S-P
・月下美人MXLT2000S-P
・月下美人MXLT2000S
それぞれ解説していきます。
月下美人MX LT1000S-Pの使い方
こちらは3つの中でも最小のモデルとなります。
なぜPEラインでのプラグがおすすめかというと、ルアーの飛距離が伸びるからです。
スプール径が小さい分、PEラインが放出される際の摩擦が少なくなります。
その分飛距離が出るので、プラグの遠投や、もしくはマイクロジグの遠投で
沖にいるメバルやアジを狙う事ができます。
じゃあフロロラインでもいいんじゃないの?
と思われた方もいるかもしれませんが、答えはNOです。
フロロラインはラインにハリがあるため、どうしても”巻きぐせ”が付いてしまいます。
さらにこの巻き癖はスプール径が小さいほど付きやすく、結果1000S-Pでは飛距離が落ちてしまいます。
ですので1000S-PはPEラインを巻いて使用することをおススメします。(もちろんプラグだけでなくワームもOKです)
ちなみに私は大型アジを狙う時は1000S-Pを使用しています。
先日の釣行では沖のボイルを狙い撃ちして、見事尺アジを釣る事ができました◎
メバリングではプラッキングの時に大活躍しています^^
月下美人MX LT2000S-Pの使い方
こちらのモデルは一言でいうと、
アジング、メバリングでスタンダードな2000クラスはどんな釣りでも非常に扱いやすいです。
またバス釣りや渓流釣りにも使えるので、汎用性が高いリールです。
ラインはフロロ、PEどちらもOKです。個人的にはフロロをおススメします。
また2000Sとの違いはギア比となっており、巻き取り長が変わります。
アジング、メバリングでは「スローリトリーブ」が基本の釣りになります。
つまりルアーをゆっくり巻いて動かす釣りがメインです。
これはアジやメバルのメインベイトである水中を漂う”プランクトン”に動きを合わせた釣り方になります。
従ってアジングメバリングではスローリトリーブが有利になる場面が多い事から、2000S-Pをおススメします。
この写真の様に、ワームでのリトリーブを活かした釣りや
フロロラインを巻いてボトムに居る大型メバル、尺アジを狙うのに適したリールです。
では次に、この月下美人MXをおすすめする理由を他のリールと比べながら説明していきます。
ここがすごい!18月下美人MX
上位機種や新しいモデルのリールにも負けず劣らずの素晴らしい性能をご紹介します。
かなり滑らかなドラグ性能
実際に使用してみて一番感じたことは
「ドラグの出だしがかなり滑らか!」という事です。
今までアジグでは低モデルのリールを使用していましたが、イマイチなドラグ性能のために
アジを掛けてもバラす事がかなり多かったです。
これは”腕の差”だからしょうがないと思って諦めていましたが、実態は全然違いました。
アジングにおいてドラグの滑り出しはかなり重要で、
月下美人MXを使用するようになってバラシの数がかなり減りました^^
というのもみなさんご存じの通り、アジは口が柔らかいのでテンションが掛かりすぎると口が切れてしまいます。
今まではドラグが機能してくれず、そのパターンでバラシてします事が多かったのですが
月下美人MXではどんなアタリ、ファイトでもスムーズにドラグが出てくれるので安心して寄せる事ができ、バラシの数も必然的に減りました!
この価格でベアリング7個搭載!
18月下美人MXはベアリングが7個搭載されています!!
ここで要チェックなのが、20月下美人にはベアリングが5個しか搭載されていないという事です。
性能としては18月下美人MXの方が上という事になります。
18月下美人はネットでの販売価格で約15,000円程です。
通常この値段のリールにはベアリングが5個~6個しか搭載されていません。
各モデルのベアリングの数を簡単にまとめると
18月下美人MX | 20月下美人 | 21フリームス | 21カルディア |
¥15,000 | ¥10,500 | ¥11,500 | ¥23,000 |
7個 | 5個 | 5個 | 6個 |
といったように、この価格帯においてはかなり高コスパというのが分かるかと思います。
通常、リールの値段はベアリングの数に比例して高くなります。
じゃあベアリングが多いリールを選べば良いの?
と思った方も居ると思いますが、そんなリールを買うともなればかなり高級リールを買わなければいけません。
アジング,メバリングにおいては
ラインローラーにベアリングが搭載されているか
がかなり重要になってきます。その分だけ自分で追加してやれば良いのです💡
ラインローラーにベアリングを追加してさらに性能UP
私は18月下美人MXのラインローラーにベアリングを追加して使用しています。
ラインローラーにベアリングがある事で
②ライントラブル減少
③ドラグの滑り出し性能UP
といったように、かなりリールの性能が向上します。
この月下美人MXの追加ベアリングは自分で簡単に追加することができるので、予算に余裕のある方は是非やってみてください!
そして最後に、この月下美人MXを使用する上での注意点を1つご紹介します。
注意点:他のリールのスプール互換は”無し”
この18月下美人MXはドラグ性能UPのために、スプール軸が特殊な構造をしています。
ですので、他の同クラスのリールや20月下美人とのスプール互換性はありません。
スプールを複数使う時は、同じ18月下美人MXのものを買う必要があります。
替えスプールは釣具屋に部品として取り寄せる事もできますし、フリマサイト等でも買う事ができます💡
まとめ
今回は高コスパリール”18月下美人MX”をご紹介しました。
特徴をまとめますと
②ベアリング7個搭載で高コスパ!
③さらにベアリングを追加すれば上位機種と同等性能に!
④他のリールとスプール互換は無し!
と、価格の割にかなり高性能なリールです。
スプール互換が無いのが少し惜しいですが、同じ18月下美人のスプールを買えば問題ありません◎
2021年には次の月下美人MXが出るようですので、この18月下美人からどのようにさらに進化するのかとても楽しみです^^
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