FGノットの編み込み回数は何回がベスト?ほどけない回数を解説

この記事ではFGノットの正しい編み込み方と、注意するべきポイント、適正な編み込み回数について詳しく解説します!

FGノットを手順通り結んだのにすっぽ抜けてしまう、ガイドの通りが悪い、このような経験をされた方も多いのではないでしょうか?

せっかく覚えたFGノットも間違った結び方をすると適正な強度が得られません。

「FGノットの編み込み回数は何回がベストなのか?」

このような疑問にお答えしていきます!

目次

FGノットの編み込みは何回がベスト?

FGノットの編み込み回数についてはこれといった決まりはありませんが、私は以下の結び方で行っています。

  • 編み込み12セット(24回)、仮止め
  • ハーフヒッチ10回
  • リーダー端線カット後、ハーフヒッチ10回
  • エンドノット

青物を釣り上げた時も抜けたことはほとんどありませんのでこれが私の中のベストだと思っています。

また、ガイド抜けもスムーズなので全く問題はありません。

とはいえ、FGノットの結び方は今では何種類もあるのでご自身に合う結び方を選びましょう。

24回がベストな理由

FGノットはライン同士を編み込み、摩擦により強度を出すノットなので一定の編み込み回数が必要です。

24回がベストだという理由ですが、一般的に行われている20回より少し編み込みを増やして摩擦強度を補強する意味合いでこの回数にしています。

これ以上編み込み回数を増やすと結ぶ作業に時間がかかってしまいますし、間違いも多くなってしまいます。

また、編み込みの回数も重要ですが、順序を守って編み込みをしっかりと行うことも強度を確保するために重要なポイントとなります。

少なすぎ、多すぎるとどうなるの?

編み込みやハーフヒッチの回数については少なすぎたり多すぎたりしても問題が発生します。

FGノットはリーダーにPEラインを編み込むことによる摩擦で強度を出す結び方です。

編み込みが少なすぎると摩擦強度が不足するのですっぽ抜けの原因となります。

逆に編み込みが多すぎるとヨレやコブができたり、ガイド抜けが悪くなるなどの弊害が発生します。

また、編み込み回数を増やせば結ぶ時間も多くかかりますし、編み込みを増やしたからと言ってその分だけ強度があがるものでもありません。

それよりも適正な回数でしっかりと編み込むことが重要です。

FGノットの強度を確保するための重要なポイント5つ

  • 均一に編み込むこと
  • 時折ラインを引っ張りながらしっかりと締め込むこと
  • ハーフヒッチの編み込み順序を間違わないこと
  • ハーフヒッチを締め込み過ぎないこと
  • エンドノットを確実に行うこと

上記以外にも編み込み回数を間違わない、ハーフヒッチの編み込み方向を互い違いにする、など細かいところまで注意しながら編み込みましょう。

また、編み込み時にPEラインとリーダーの交差部を、中指と親指でしっかりと押さえながら均一に強く編み込むことも重要なポイントです。

FGノットの編み込み回数 まとめ

  • 編み込み12セット(24回)、仮止め
  • ハーフヒッチ各10回(締め込み過ぎに注意!)
  • エンドノットは確実に
  • 編み込みは少なすぎても多すぎてもダメ(強度不足やガイド抜けが悪くなる)
  • 均一にしっかりと編み込む

キャスティング系の釣りには今や欠かせない人気のあるFGノットですが、結び方を間違えてしまうといざという時にすっぽ抜けて大物をのがしてしまうことになります。

そうならないためにも適正な回数でしっかりと編み込みを行い、強度のあるFGノットを結べるようにしましょう。

正しくFGノットを習得できればすっぽ抜けることがなくなりますし、キャスティングもしやすくなるなどたくさんのメリットがあります。

ぜひFGノットを覚えてどんどん釣果を上げていきましょう。

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