今回は魚種別の「フカセ釣りにおすすめな時期」について解説します!
フカセ釣りのメインターゲットとなるチヌ、グレ、真鯛はいつ頃釣れるのか。
釣り歴10年の筆者が経験談を元に解説します!
本記事では
「フカセ釣りにおすすめな時期はいつ?」
「チヌやグレ、真鯛はいつ釣れるの?」
といった釣り人のみなさんの疑問・お悩みにお答えします!
これからフカセ釣りで大物を狙ってみたい方、ぜひ参考にしてみてください!
フカセ釣りにおすすめな時期
釣り初心者の方がフカセ釣りを始めるのはいつ頃が良いのでしょうか?
その答えは
なぜ春がおススメなのかというと、これは魚の生態に理由があるので解説していきたいと思います。
なぜ春がおススメなのか。
まず魚は水温によって活性が変わり、特に冬は寒いので水温が比較的暖かく安定している深場に生息しています。
そのため堤防など陸から釣りをする場合は比較的浅場になるのでなかなか釣れないことが多いです。
気温が上がり、春になると浅場にやってきて産卵にむけて栄養を蓄えるために捕食が活発になります。
なのでエサを食べやすくなる時期である春が一番オススメな時期になります。
基本的にフカセ釣りで狙う魚は産卵時期が重なっているので春はとてもオススメできる時期になります。
春以降、夏秋も気温が高いので比較的浅場に生息しているためかなり釣れる時期です。
冬は堤防からではなく瀬渡しで磯にわたると、かなりいい釣果が期待できます。
瀬渡しでの磯の釣りは堤防とは違い深場だったり、潮当たりがよく釣り人が少ないため魚影が濃かったりするのでオールシーズン楽しむことができます。
チヌのフカセ釣りにおすすめな時期
チヌは産卵期の春がおすすめです。
産卵期は食欲旺盛なのでかなりエサを食べる確率がほかの季節に比べてとても高いです。
産卵直後の初夏は産卵後のチヌの食欲が落ち食いづらくなるので冬の終わりから梅雨時期までが絶好シーズンになります。
しかし、春のチヌは卵に栄養を取られているメスが良く釣れるので、味が劣ってしまうというデメリットもあります。
秋口になると冬に向けて栄養を蓄えるため再び活発にえさを食べるようになります。
なのでチヌのシーズンは春と秋の2回あると思ってください。
いっぽう冬は深場に生息している上にほぼエサを食べなくなってしまうので、特に堤防では全くつれなくなります。
しかし、冬は寒チヌといって針にかかれば大きいサイズが期待でき、なおかつ脂の乗りもよく非常に美味です。
なのであえて冬にチヌを狙う釣り人もたくさんいます。
グレのフカセ釣りにおすすめな時期
グレはチヌや真鯛より多くの群れで生活していて、活発で行動範囲も比較的広いです。
そのためチヌや真鯛より冬でも釣れやすく、群れに当たると何匹も釣れるのでとても面白い釣りです。
また、積極的にエサを食べるので比較的オールシーズン楽しむことができます。
特におすすめの時期は梅雨から夏にかけてです。
梅雨グレという言葉があるだけにこの時期は非常に活性が高くなります。
産卵期が終わった後にほかの魚は食いが鈍くなりますが、体力回復のためにグレは食欲旺盛になります。
この時期はチヌが釣れにくいため、より釣れやすいグレをねらってみることをオススメします。
真鯛のフカセ釣りにおすすめな時期
真鯛はチヌと同じように春になると産卵のために浅場にやってきます。
しかし真鯛はチヌよりも深場で基本的に生息しているのでなかなか陸からは釣れないのです。
そのため真鯛を狙う場合はなるべく深場で狙う時期は春がおすすめです。
夏以降になると陸から狙える範囲に真鯛がいる確率はかなり低いでしょう。
沖磯から狙う場合は場所にもよりますが堤防よりも真鯛は釣れやすいです。
フカセで真鯛は、フカセ釣りをする人にとっては憧れなので一回は釣ってみたいものですね!
まとめ
今回はフカセ釣りの魚種別オススメシーズンについて解説しました。
フカセ釣りで狙う魚は総じて気温が上がりだす春に活発になることが多く、釣れやすくなる時期です。
フカセ釣りは奥が深く、時期によって狙う魚種やおいしい魚が異なるので、ぜひ今回紹介したことを参考に釣りに出かけてみてください。