今回は、キス釣りにおいて「夜も釣れるの?」という疑問について解説します!
キス釣りに昼間行かれたことはあっても、夜に行かれたことがある方はそう多くはいらっしゃらないのではないでしょうか?
そこで今回は、「夜のキス釣り」について詳しく解説していきます。
日中の強烈な日照しにホトホト疲れ切ってしまった方、夜の釣りに興味がある方などの参考になれば幸いです!
キスは夜でも釣れるの?
一般的には日中がメジャーなキス釣り。
はたして夜間は釣れるのでしょうか?
結論から言うと・・・
ただ昼よりは少しばかり釣る難易度は上がるでしょう。
というのも一般的にキスは夜になると砂の中に潜る習性があるからです。
そのため日中活発に回遊し、餌を探し求めていたキスの姿は夜間となるとそうそう目にすることはできなくなります。
ただ夜には夜のキス釣りの方法がありますので、以下詳しく解説していきます。
夜にキスを狙うメリット
わざわざ夜にキスを狙うメリットはなんなのでしょうか?
ここでは3つほど紹介させていただきます。
25㎝オーバーの大型のキスが狙える|その理由は?
皆さんは25㎝オーバーのキスを釣った経験はありますか?
キスは比較的釣ることが容易な魚ですが、その大半は~20㎝前後の大きさとなります。
しかし夜間となりますと、日中は中々アタリづらい大物のキスが釣れる可能性がグッと高まるのです。
理由としては、
・高い水温を好む若い小型のシロギスの活動量が減る
・夜間で光量が乏しいことから、仕掛けが見破られにくい
ということが言えるでしょう。
競合する相手が減れば自ずと大型が釣れる可能性は高まります。
また、警戒心の高い「歴戦の猛者」である大型の個体も、仕掛けを見破ることが出来なければどうってことはないのです!
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日差しがないため涼しい
キスが良く釣れる時期は春~秋となっており、そのほとんどの期間が高気温の時期です。
高い気温となりますと、どうしても熱中症の危険性は高まりますし、疲れも出やすくなってしまいます。
またあまり肌を焼きたくない方にとっても日中の釣りは遠慮したいものでしょう。
夜間の釣りであれば、そのあたりのいくつかの問題を避けることが出来ます。
「釣りはしたいけど、暑いのはちょっと……」
という方にも「夜のキス釣り」はオススメです!
釣りポイントを確保しやすい
多くの釣果が期待できる良い釣りポイントとなるとやはり競争は必至。
足を運んでみたはいいものの、既に先客が居たなんてことは日常茶飯事な出来事です。
しかし、夜となるとそのあたりの事情は大きく変わってきます。
日中、大混雑していたポイントもその多くは閑散としていることでしょう。
キス釣りだけでなく、静かにのんびりと釣りを楽しみたい方は一度夜に足を運んでみることをおすすめします。
ここまで夜にキスを狙うメリットを解説させていただきましたが、夜釣り行かれる際はくれぐれもご注意を!
日中と違って視界が狭い分、海に落ちてしまったり、何かにつまづいてしまったりというリスクも高まるからです。
安全第一でいきましょう!
夜にキスを釣るコツ
一般的に日中のキス釣りは、仕掛けを投げ込んで少しずつ引くという釣り方が基本的な方法ですが、夜間では釣り方に何かコツなどはあるのでしょうか?
コツとまでは言えないかもしれませんが、
基本的には夜間の釣りの場合は置き竿をおすすめします。
なぜなら前述しましたように、引き釣りで狙う活性の高い小型のキス達は夜となると活動量が大きく減ってしまいます。
そのためどちらかと言えば攻めの釣りである引き釣りですと、徒労に終わってしまう可能性が非常に高くなってしまうからです。
賢く、労力少な目でいくのであれば、狙うポイントに仕掛けをキャストして回遊してくる大型の個体を辛抱強く待ちましょう!
夜の釣れやすい時間帯
夜間は特に釣れやすい時間帯などはあるのでしょうか?
時間帯に関してはやはりマズメ時です。
マズメとは魚が良く釣れる時間のことを言い、朝マズメと夕マズメの2つがあります。
・朝マズメは、夜明け~日の出までの1時間前後のこと。
・夕マズメは、陽が落ちる1時間前後のことを指します。
少しでも釣果を多く得たいのであれば、マズメ時を狙って釣りに行きましょう!
まとめ
今回は、キスは夜でも釣れるのか、という点について解説しました。
要点をまとめると次の通りです。
・キスは夜でも釣れるが、難易度は少しばかり上がる!
・夜間のキス釣りのメリットは大型の個体が狙えることなど!
・夜にキスを釣るコツは、強いて言えば置き竿!回遊してくる大型のキスを狙いましょう!
・釣れやすい時間帯はやはりマズメ時!
少しでも夜間のキス釣りの参考になったのであれば幸いです。
楽しい釣りライフをお楽しみください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。