ルアーや仕掛けを遠くに飛ばす助けになるPEライン。
使用しているアングラーも多い事でしょう。
しかし扱いが雑だったりメンテナンスを怠り劣化すると、多くのトラブルに見舞われます。
今回は、上級者は必ず使っていると言っても過言ではいない”ラインコーティング剤”について解説したいと思います。
本記事では
「専用のコーティング剤を使ってみたいけど、高い!」
「どういうコーティング剤が使えるの?」
といった釣り初心者の疑問・お悩みを解決いたします。
実際にコーティングしている様子も写真をまじえながら解説いたしますので、是非最後までご覧ください!
PEラインにシリコンスプレーを使うならこれがおすすめ!
オススメはズバリ・・・KUREのシリコンスプレーです。
本当にこれで十分かと思います。
各釣り具メーカーから発売されている専用スプレーはもちろん良いのですが、
いかんせん高価です。
KUREのシリコンスプレーが近くのホームセンターで売り切れていることが多いので、
筆者はホームセンターのオリジナルブランドのシリコンスプレーを使っています。
\ PEにシュッの代用品はこれでOK!財布に優しく超長持ち!/
通常のPEライン用スプレーとの違いは?
PEライン用スプレーは【フッ素】が配合されています。
代表的な専用コーティングスプレーの【PEにシュッ】もフッ素コートスプレーです。
それに対し、専用品ではないシリコンスプレーにはフッ素は入っていません。
価格はこれだけ安い!
専用のPEライン用スプレーとシリコンスプレーには、かなり価格差があります。
それは先程説明した通り、フッ素の有無の違いだと思います。
まずはどれぐらい価格が違うか表にしてました。
販売価格 | 100mlあたり | |
PEにシュッ!(100m) | ¥1400 | ¥1400 |
シリコンスプレー(420ml) | ¥470 | 約¥112 |
販売店により価格差はあるものの、おおよそ表ぐらいの価格帯です。
シリコンスプレーはそもそも大容量ですが、100mlあたりの価格で比較してみると13倍近くも安価であることが分かります。
コーティング剤が高価だとどうしてもケチってしまったりということもありますが、安価であればこまめにメンテナンスもしやすくなると思います。
デメリット(注意点)はこれ!
安価にPEラインにコーティングできるシリコンスプレーですが、いくつかデメリットや注意点があります。
べたつき
これは避けられないデメリットです。ラインがコーティングされるのでツルツルになるし、多少べたつきます。
感度を重視し、素手での釣行にこだわる人もたくさんおりますがグローブを付けたほうが無難です。
無溶剤タイプを必ず選ぶ!
そもそもPEラインは耐薬品性に優れたラインです。
しかしスプレーはいくらラインを狙ってかけたところで、リールにも付着します。
リールの素材を傷めたり内部に充填されているグリスを溶解させぬよう、無溶剤と記載されているものを必ず選ぶようにしましょう。
PEラインが必ず乾燥してから吹き付けること
シリコンスプレーは撥水性が高いです。
リールの洗浄後にPEラインが完全に乾燥したのを見て吹きかけないと、まったくシリコンが浸透せずはじいてしまいます。
必ず乾燥してから吹きつけ、スプレー後も乾燥したのを確認してから使用しましょう!
屋外で吹きつける
潤滑性があり、シリコンの被膜を形成するので可能な限り屋外で吹き付けましょう。
思っている以上にスプレーは飛散しますので、フローリングが滑って大変危険です。
結論:シリコンスプレーでも問題無し
いくつか注意点やデメリットもあるシリコンスプレーですが、筆者は注意点を守って5年ほど使用しております。
以前は専用品を使っていましたが、シリコンスプレーにかえても特に大きな変化はなかったです。
PEラインが長持ちしていると実感していますし、巻いているときにしなやかさも感じます。
年間200回以上釣行しているのでなかなか説得力があると思いますよ!
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PEラインとシリコンスプレー まとめ
【それではPEラインにシリコンスプレーは使える?】についてまとめます。
- シリコンスプレーはPEラインコーティングに使える!
- 専用品よりも13倍も安い
- 無溶剤タイプを必ず選ぶ
- 必ずラインが乾燥してから吹き付けること
是非シリコンスプレーでのラインメンテナンスをマスターし、釣り場に出かけましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。