この記事ではPEラインとサルカンの結び方について解説します。
糸ヨレを戻す効果があり、仕掛けをつなげたりする際にも非常に便利なサルカンは様々なシーンで活躍します。
本記事では
「PEラインとサルカンの結び方が分からない」
「サルカンとの結び方はどんな種類があるの?」
といった釣り初心者の疑問・お悩みを解決いたします!
結束の種類や注意点について分かりやすく解説いたしますので是非最後までご覧ください。
PEラインとサルカンの結び方はこの3つ!
PEラインとサルカンの結び方はたくさんあります。
その中でも今回は、筆者おすすめの3つを紹介いたします。
せっかく掛かった魚を結び目の抜けや高切れで逃がしたくはないものです。
PEラインとサルカンの結束は基本中の基本なので、是非自分に合ったノットをマスターするようにしてください!
ユニノット
釣りの基本中の基本で結束が簡単なことから、初心者から上級者まで人気のノット。
サルカンとの結束の場合90%程度の強度があります。
- 糸の先端をサルカンの輪に通して折り返す
- 指で押さえながら輪を作り、輪も一緒に指で押さえる
- 輪の中にライン先端を4~5回くぐらせる
- 先端をゆっくりと引っ張る
- 水分(ツバなど)をつけてサルカン方向に締めこんで完成!
漁師結び(完全結び)
その名の通り漁師にも使用される結束強度が高いノット。
綺麗に結束できると98%もの強度と言われています。
- 二重にしたラインをサルカンの輪に通す
- ラインを束ね、端線を垂らす
- 本線と二重ラインを端線で4~5回巻き付ける
- 二重にしたラインの先端に端糸を通す
- 先端をゆっくり引っ張る
- 水分(ツバなど)をつけてサルカン方向に締めこんで完成!
ハングマンズノット
ノットの構造上、メインラインを引けば引くほど締まるノット。
スベリが少なくカチッと決まるのが特徴。
上手く結束できると95%程度の強度があります。
ちなみに、筆者もこのノットの愛用者です。
- ラインをサルカンの輪に通し折り返す
- 折り返したラインで小さな輪を作る
- 出来た輪を押さえながら、ライン先端を4~5回巻き付ける
- 端糸を押さえていた輪に入れる
- 先端をゆっくり引っ張る
- 水分(ツバなど)をつけてサルカン方向に締めこんで完成!
サルカン直結はこんな釣りに向いている!
冒頭でも説明した通りサルカンはヨリモドシの効果もあることから、単純に糸ヨレが発生しやすい釣り(=漂わせる釣り)に向いています。
またPEラインは摩耗に弱く非常に細いラインですから、強い力でキャストをしたり重たい仕掛けでは高切れや抜けが発生する可能性もあります。
そのことからオススメの釣りは例として・・・
- サビキ釣り
- 穴釣り
- ちょい投げレベルのカゴ釣り
等があげられます。
投げ釣りをする場合は「キャストは軽めに」が鉄則です。
PEラインとサルカンを結ぶときの注意点
PEラインは細くしなやかなラインなので、結束部は滑りやすく摩耗に弱い特徴もあります。
サルカンとの結束時には特に次の2点に注意してください。
- 結びの終わりはゆっくりと
- 結びの終わりは必ず水分を付ける
早く竿を出したいからと言ってライン結束が雑になる気持ちも分からなくも無いのですが、
急いで結ぶと結び目がダマになったり絡まったりします。
そうすると完全な強度が得られないだけでなく、場合によってはガイドを通らないような絡みが発生することもあるでしょう。
また、PEラインは摩耗に弱いです。
結束時の摩擦熱を抑えるように、水分を付けるようにしましょう。
PEラインとサルカンの結び方まとめ
それでは最後にPEラインとサルカンの結び方の要点をまとめます。
- ユニノット・漁師結び・ハングマンズノット等たくさんノットの種類がある。
- PEラインとサルカン直結の場合、キャストは軽めに!
- ライン結束の際はゆっくり&水分を付けて締めこむ
PEラインとサルカンの結束ができると、釣りの幅が広がります。
ぜひマスターして釣り場に出かけてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!