本記事では「PEラインとスプールの結び方」について釣り初心者の方に向けて分かりやすく解説します!
新しいリールを買ったときや、ラインの交換時には必要なスプールとの結束。
実は、料金はかかりますが釣具屋に持っていけばやってもらえます。
しかし自分で糸巻きをできるようになると愛着がわくだけでなく、ひょっとすると釣具屋に頼むよりもきれいに仕上げられるかもしれません。
本記事では
「PEラインのスプールへの結束方法が分からない」
「結束方法にはどんな種類があるの?」
といった釣り初心者の疑問やお悩みを解決いたします!
実際の巻替えの手順や注意点などを写真をまじえながら分かりやすく解決いたしますので、ぜひ最後までご覧ください!
PEラインとスプールの結び方|参考動画で解説!
PEラインとスプールの結束の定番はズバリ・・・ユニノットです!
なんとなく難しい巻き方を想像していた方もいるではないでしょうか?
初心者でも結束ができるユニノット。
リールへの巻きつけ方には少しコツはいりますが、一度覚えてしまえばいつでも好きなタイミングでラインの巻替えができます!
結ぶ時のコツ|手順
結ぶ時のコツはジワジワと力をかけてノットを作ることです。
そうすると強固なユニノットができ、格段に緩む確率が減ります。
スプールには基本的には100メートル以上ラインを巻くことになります。
近距離しかルアーを投げなかったとしても、巻き始めの部分が緩んでしまえば高い確率でバックラッシュ等のトラブルが起こるでしょう。
ここからは結び方の手順を説明していきます。
ベールを上げる
まずはベールを上げておきます。
この手順がないとPEラインを巻き付けた後に、ベールへ巻き取れなくなってしまいます。
スプールにPEラインを1周させユニノットを作る
ここからは見やすいようにナイロンラインスプールをリールのスプールに見立て、赤の毛糸をPEラインとして説明します。
スプールにラインを1周させループを作り、3~4回その中へ巻き付けます。
端線を軽く締めこむ
ループに巻き付けたラインを優しく引っ張ります。その際に水分などをつけると摩擦力が減ってラインが傷みにくいでしょう。
ここでユニノットは出来ているはずです。
ユニノットからはみ出たラインはカットする
二重のループにした後にスプールに巻き付け
ユニノットを作っただけではある程度緩くフリーな部分があるはずですから、一旦手に取り二重ループにした後にスプールに戻します。
本線をゆっくり引き込み完成
本線をゆっくりと引き込めばスプール側にユニノットが近づき完成です!
本線を引き込む際に、少し左右にジワジワと力をかけると締めこみやすくなります。
結ぶときの注意点2つ!ここは押さえよう!
PEラインのスプールへの結束は慣れないうちは緩みを発生させてしまいがちです。
また、緩みをテープを貼り付けて「ごまかす」ことも絶対NGです。
結ぶ時の注意点は主に2点です。
・1号以下のPEラインなど細めのPEラインを巻く際はその下にナイロンライン等をかませる。
・テープを貼り付けない
細いラインであればある程スプール内で滑りが発生してしまいがちです。
どうしてもユニノット部が締まらない場合はナイロンラインを最初に1メートルでもよいので巻き、PEラインと結束させましょう。
また、テープをスプールに貼り付けてユニノット部を補強するのもダメです。
時間がたてばベタつきますし、スプール内に厚みも出てライントラブルを誘発します。
何よりテープを貼り付けるデメリットは、ユニノットが締まっていないのにテープがあるから安心と錯覚してしまうことです。
ノットが甘ければ、テープなど意味がないと覚えておきましょう!
ベイトリールへの結び方
ここまでスピニングリールへの結束を前提としていましたが、基本的にはベイトリールも同じように基本的にはユニノットで結びます。
手順もスピニングリールと同じで構いません。
巻き初めにレベルワインダーを通してから巻き付けます。
また、ベイトリールの機構的に、スピニングリールと違ってキャスト時はスプール自体が回転します。
特にテープの貼り付けはベイトリールのほうが摩擦が増え、ライントラブルの確立が著しく上がります。
絶対にやめましょう。
PEラインとスプールの結び方 まとめ
それではPEラインとスプールの結び方についてまとめます。
- 結び方はユニノットがおすすめ
- ジワジワとユニノットを結束させ緩みがないようにする
- 細糸を使用する場合はナイロンを先にかませるのも有効
- テープを貼り付けてごまかさない(※特にベイトリール)
PEラインとスプールの結束を自分でできるようになると、好きなタイミングで巻替えができるし釣り人としてのレベルも上がります。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!