SCノットがガイドに引っかかるときの対処法3つを解説!快適に釣りをしよう!

強度が高く、比較的簡単な結束方法で大人気のSCノット。

しかし、SCノットが合った釣りに使わないと思わぬトラブルに見舞われることもしばしば・・・。

 

本記事では

「SCノットでキャスト中にラインが絡んだ」

「SCノットっていいところばかりなの?」

といった釣り初心者の疑問・お悩みを解決いたします。

写真をまじえながら分かりやすく解説いたしますので、是非最後までご覧ください!

目次

SCノットがガイドに引っかかる時の対処法を解説!

SCノットは強度95%を誇る強固なノットですが、結束部分が大きくなってしまう特性があります。

結束部が小さくまとまるFGノットよりも、結束部のコンパクトさでは劣るという事です。

そのため、ノットがガイドにも引っ掛かりやすくなりますのでその代表的な対処法を〇つ解説します。

1.       ノットの結束部をトップガイドより下にしてキャストする

これに関しては、他の結束方法でも実践する人が多い方法です。

ブラックバス釣りや、アジングなどのライトリグを多用する釣りでは【垂らし】を短くする方がキャストしやすいでしょう。

そういった釣りの場合はガイド抜けが良い、結束部が小さい別のノットを選択しましょう。

2.       ショックリーダーを短くする

1番と重複するような内容ですが、これはまた別の手段です。

ショックリーダーを長くとればとるほど、ノットの結束部は手前に来ます。

きつい沈み根や岩礁帯で釣りをするわけでもないのに、1メートルとか1メートル半もリーダーを取っている人がいます。

リーダーを長くとればとるほど感度も落ちますし、ノットのガイド抜けが悪くなります。

3.       結束部の長さを短くしてみる

二つ折りにしたラインを巻き付ける分、結束部分の長さも長くなりがちです。

推奨された巻き回数は25~30回程度ですが、これも35とか40回に長くしている人がいます。

結束部がロッドガイドに触れる距離が長くなり、トラブルを誘発しやすくなります。

また、巻き回数を極端に多くしても逆に全体に力がかからず弱い結束力となってしまいます。

推奨された巻き回数を目安に、対象魚が小さい場合は2・3回ぐらい巻き回数を減らしても良いでしょう。

4.       ロッドの適合ライン号数を守る

筆者も割とずぼらな性格ではあるのですが、これは確実に守っています。

基本的にロッドガイドはライトな釣りほど小さく、ハードな釣りほどガイドが大きくなると考えてよいでしょう。

ライトゲーム用のロッドに、PE2号までOKというものはなかなかないと思います。

単純に細いガイドの中を太目のラインが通ってしまうと余裕がなくなり、ガイドに引っかかることが多くなります。

自分が持っているロッドにしっかり適合ライン号数が記載されていることが多いので、改めて確認してみましょう。

5.       ペンデュラムキャストを心掛けよう

先に、ライトゲームにはあまり向いていないと述べたSCノット。

基本的にはそれなりの重量があるルアーを多用する、ショアジギングとかキャスティングゲームに用いられることが多くなります。

よく若いお兄さんたちが砂浜でブンブンとロッドを振り回し、ものすごい勢いでキャストをしていますが力を込めすぎても飛距離はそれほど伸びません。

むしろ垂らしをしっかり長くして、ロッドの遠心力を十分に利用したペンデュラムキャストは飛距離が伸びます。

このキャストはスムーズにガイドを糸抜けするためトラブル回避能力に優れます。

6.       ガイドにも潤滑剤を!ラインコーティングスプレーをガイドにかける。

ロッドを入念に洗浄している人はガイドが錆びたりしにくいのですが、ロッドが古くなったり手入れが行き届いていないとガイドが弱ります。

なかなか自分でガイドを交換するというのは難しいので、釣行前にPEにシュッやシリコンスプレー等のコーティングスプレーをガイドにもかけましょう。

日常的なガイドの錆防止はもちろん、キャスト時のガイド内の摩耗が減りトラブルを抑制します。

まとめ

それでは、本記事についてまとめます。

  • ノットの結束部はトップガイドより下にしてキャスト
  • ショックリーダーを極端に長くしない
  • 結束部の長さも調節しよう
  • ロッドの適合ライン号数を守る
  • ペンデュラムキャストを心がける
  • ガイドにシリコンスプレー等、潤滑剤をかける

SCノットの特性を理解し、工夫をすることでガイドに引っかかるトラブルは激減します。

本記事が皆様の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

てとら
節約ブロガー
●節約アングラーのてとらです。人と魚に優しい釣りを続けて15年。「釣りを教えて!」と言われ10人以上に釣りを教えてきました。
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