テンションフォールとフリーフォールの違いは?分かりやすく解説

エギングでは烏賊が餌木を抱くタイミングはフォール中が多いと言われています。

餌木を沈める、烏賊に餌木を抱かせるという役割としてフォールは基本動作で有りながら重要な動作となります。

フォールの基本動作には大きく分けて

・テンションフォールと

・フリーフォール

の2種類があります。

どのような使い分けをするのか?

 

フォールの使い分けを上手く出来ているかが不安を持つ場面もあるかと思います。

フォールをマスターする事により釣果に差が出るのは必須です。

今回は、非常に重要なフォールというアクションの中でテンションフォールとフリーフォールの違いや有効な場面など釣果に繋がる解説をしていきます。

 

 

目次

テンションフォールとフリーフォールの違いは?

テンションフォールとフリーフォールは、どちらもエギを水中で沈めていくアクションです。

それぞれの手法が異なり、水中での餌木の動きも異なります。

テンションフォールは、ラインを張りながら餌木を沈めていきます。

フリーフォールは、ラインを張らずに餌木を沈めていきます。

特徴を把握することにより有効なフォールは何かを判断することが釣果に影響します

テンションフォールの特徴

テンションフォールは、キャスト→着底させてシャクリのアクション→ラインを張りながら餌木をフォールさせるという流れが基本動作になります。

シャクリのアクション後に糸ふけを素早く巻き取りラインテンションを張った状態でフォールをさせる事により餌木は水中で手前に弧を描くようにフォールします。

ラインが張った状態でフォールさせるのでフォール中のアタリがわかり易く、手前に弧を描くようにフォールする事によりフォールのスピードが遅くなります。

フォールに時間を掛ける事によりアピール出来る時間も長くなります。

餌木のフォール時間が長くなる事によってアピール出来る時間が長くなるメリットはありますが竿先を固定しないと余計な動きが加わり烏賊に違和感を与える事があるのでフォール中のロッドの動きに注意が必要です。

フリーフォールの特徴

フリーフォールは、キャスト→着底させてシャクリのアクション→ラインを張らずに餌木をフォールさせるという流れが基本動作になります。

シャクリのアクションの後にリールのベールを上げた状態でラインテンションを張らずに餌木を送り込みます。

エギの重みで真下に沈みますのでフォールのスピードが早くなりバーチカルに素早く着底させる事ができます。

餌木を手前に寄せずにフォールさせる事ができるのでシャクリのアクションを多く入れる事が出来ます。

烏賊に違和感を与えにくいのですがラインが張った状態では無いのでアタリを取りにくいのでアタリを取る手段に工夫が必要です。

 

2つの使い分け

使い分けにおいて、テンションフォールとフリーフォールのメリットと注意点を把握することが判断材料として重要になります。

 テンションフォールフリーフォール
フォールするエギの姿勢手前に弧を描くようにフォールほぼ真下にフォール
フォールスピードゆっくり早い
アタリの取りやすさ取りやすい取りにくい
フォール中の餌木の動き違和感が出やすい違和感が少ない
アタリの取り方ラインや竿先の感触ラインや竿先の感触+目視

同じ釣り場でエギングをしていても、風や潮の動き方が時間により変化します。

例えば、風や潮の流れが強い場合は、アタリの取りにくいフリーフォールは不利となりますのでテンションフォールをメインに組み立てます。

逆に風や潮が穏やかな状況下でラインが目視できる時間帯は、餌木に違和感が出にくいフリーフォールが有利となります。

水深による使い分けも重要となります。

フリーフォールはテンションフォールに比べてアタリや着底が取りにくいので水深が深いポイントだと根掛かりやライントラブルが起きやすくなりますので水深が深い場合はテンションフォールが有利となります。

上手くフォール動作が出来ているか不安なとき

頭では分かっているけれど本当に水中で上手くテンションフォールやフリーフォールが出来ている?

これは筆者も長い間なんとなく出来ているような気がするという程度で確信がないままでした。

特に風の強い日や潮の流れが強い時は、水中での餌木の動きがよく分からない事が多かったので繊細なアタリが取れる竿に変えてみました。

感度が上がった事により夜間の釣行の際にフリーフォールで見逃しやすいアタリが取れるようになったのは大きな進歩でした。

テンションフォールの際にエギのフォール姿勢が悪いと抵抗を感じたり、水中での餌木の動きがイメージしやすくなったりもありフォール姿勢への意識も高まるきっかけになりフォールの大切さを実感した次第です。

竿の感度を上げるという選択も丁寧なテンションフォールとフリーフォールの動作をとるには有効です。

まとめ

今回はテンションフォールとフリーフォールについて解説しました。

2つのフォールを状況に応じて使い分ける事により釣果アップが期待できます。

それでは、エギングにおいて重要な2つのフォールについて要点をまとめます

テンションフォールの特徴

・手前に弧を描くようにフォールさせる手法

・アタリは取りやすいが違和感が出やすい

フリーフォールの特徴

・ほぼ真下にフォールさせる手法

・アタリは取りにくいが違和感は出にくい

使い分け

・風や潮等のポイントの状況によって使い分ける。

・フリーフォールは目視でアタリを取る方が有利

上手くフォール出来ているか不安なとき。

・竿の感触を上げてイメージ力を上げてみる。

最後までご覧を頂きありがとうございました。

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てとら
節約ブロガー
●節約アングラーのてとらです。人と魚に優しい釣りを続けて15年。「釣りを教えて!」と言われ10人以上に釣りを教えてきました。
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